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NEWS 2009年1月23日

知育とは — 2

第2節    子供は宇宙の宝物
(1)体は金 理屈は銅
毎月1回の「オカンキ」のあとの雑談で、デルブロの効用について御意見を着た。その話の中で内のお寺の住職(大学教授)がいわれた、「論理的に考えると今まで遊んできたブロックに比べて優れていることは間違いない」—–それなのになぜ売れないか—–?と首をかしげた。
みなでいろいろ話話し合った——-その結論は意外と簡単なものだった。「このブロックの良さ・知育玩具としての素晴らしさが世のお母さん方に、すんなり、解ってもらえない」この一点に尽きるのではないのか—?との事であった。それを解決する最良の方法は——「しばらくの間使ってもらう」こと、——–

翌日から町外の近くの幼稚園を訪問することにした。「ごめんください」—–退職間じかい園長先生らしき人が出てきた、中へ入らしてもらえないで廊下で立ち話、「もう、定員割れで来年から閉園になるかも——そんなに良いものか知れんが、予算もないし、それに今まで買ったのがS~Tブロックまで山ほどある。」忙しいから帰ってほしいとの、冷たいご意見!!

帰ろうかと思って、振り向くと、数人のかわいい園児――「先生さようなら 皆さんさようなら。」と丁寧に頭を下げていた。先生のお顔がほころんだ。そこで勇気を出して切り込んだ。

「かわいいですねえ!!どんな躾をしているのですか、」 ―――――[別に–]と言いながら職員室に入って行った。「失礼します」図々しく強引に先生のあとを追った。

窓際の三色スミレから机上の造花まで、誉められるものは全てほめて—–ねばった。

『絶対買わないから―――――それでも良かったら――――置いておき』味わったことのないみじめさが身にしみた。もう持って帰えろうかとも思ったが—–ぐっと歯を食い縛った。「一度でも良いから子供たちの手に触れさせてください。」(試供品ですから―――)と園長先生に懇願して田舎の古びた幼稚園を後にした。

それから一ヶ月―――――久しぶりに戸を叩いた。

『私の負けや、悔しいけど負けや―――』『子供たちの熱中する気迫に負けたんや』-――高いきに買うつもりなど無かったのに!!先生のお話によると、年齢差の大きい『居残りぐみ』のあつかいには、――どの先生も手を焼いていた。—ところがこの凸凹ブロックを使わせると、どんなに飽きていても遊びに「集中」できる。そのおかげで 『ほっと一息つけて最高だと』先生方にも喜んでもらえると言う。

本当は2ケ-ス買いたいのだが—–1ケ-ス置いておいてほしい、とのご返事。やはり体得は金、理屈は銅のようであった。


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